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TOEIC L&R・ケース部門
大賞

中国人受講生による
日本語での英語コーチングスクールへの挑戦

株式会社ジャパンビジネスラボ TOEIC750点コース

TOEIC 450点から

TOEIC 715点達成!!

ストーリー

Kさんは5年前TOEICで450点を記録し、そこから英語で簡単な仕事ができるようになるという目標を掲げていた。受講が始まると彼女の努力は光り、最初の数週間は勉強時間と小テストの結果が好調だった。しかし、Week4からWeek6にかけては減速し始める。中国人である彼女にとって、日本語で英語を学ぶのは大きなハードルだったが、それでも諦めることなく必死に食らいついた。中間報告(進捗報告)では言葉の壁に苦しむ姿が見られたが彼女は一度も欠席せず、後にその報告が効果的だったと実感する。最終的に、難化している最新のTOEICで715点を叩き出し、大きな一歩を踏み出した。今はTOEICの学習は一旦止め、コーチングの8週間で身につけた学習習慣と自信を武器に、現在は医療通訳士の資格取得に向けて新たな挑戦を始めている。

受講生のコメント
 

Kさんは、コーチングを受ける前に漠然と英語を学ぶ目標を持ちながらも、コーチングを通じて具体的な取り組みと目標を明確にできたと述べています。特筆すべきは、彼女が中国人でありながら日本語で英語を学び、日本語での理解でつまずく場面もあったという点です。しかし、クラスメイトの説明を通じて日本語の文法を理解し、克服していった結果、単語力や文法力が大きく向上し、5年前に450点だったTOEICスコアが715点に飛躍的にアップしました。この成果を通じ、英語を活用する医療通訳に挑戦する意欲を高め、「自分はやればできる」という自信を獲得しました。中間報告や1週間ごとの振り返りも、新たな発見を与えながら学習の進捗を支え、人生設計にも前向きな影響を与えています。

コンサルタント・コーチのコメント
 

​受講生のKさんはカウンセリングの時点で日本語でのコミュニケーションには問題がなかったものの、授業では日本語特有の文法用語を扱うためコーチである私は多少の不安を抱えていました。クラスが始まると、伝えたいことがうまく伝わらなかったり、進捗報告がサンプルのコピペに見える週もあり、不安が拭えないこともありました。しかし、毎週の学習時間とテストの結果からKさんの努力はしっかりと伝わってきました。Kさんはクラス中で分からない点は率直に質問してくれ、その姿勢は指導においても非常に助けになり、有意義な時間を共に作れたと感じます。また、その努力は同じクラスの日本人受講生たちのモチベーションを大いに引き上げていたことは間違いありません。クラス最終日には、仲間と頑張り抜いたことに感極まって涙を流していた姿が印象的でした。受講修了後も義務ではない試験スコアの報告と感謝のメッセージを頂き、Kさんの成長と真心に触れることができました。

審査員のコメント

英語コーチングアワード2024法人部門の大賞を受賞された方は、明確な目標を掲げ、理性的に自己分析を行い、コンサルタント・コーチと緻密な計画を立て、短期間で目標達成に向けて全力で取り組む姿が印象的でした。この経験を通じて自己を見つめ直し、生活や考え方に前向きな変化をもたらした点は非常に素晴らしく、学習目標の達成を超えた大きな成果であると感じます。



審査委員 呂 敏華

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